混合夢08
〜二次試験後半〜
ああ嫌だ!
きっとハ○る。絶対○ゲる・・・。このままじゃセブ
ルス特製毛生え薬にお世話になる日も近いに違いない。
は、リドルの視線をヒソカから無理やりそら
させると、勢いをつけてグーでパンチした。
「もう!出て良いから喧嘩売るのやめて!!!」
ニヤ
・・・・。 はめられた?
これも作戦だったのでしょうか?は空を仰い
だ。
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二次試験後半開始
「二次試験後半、あたしのメニューはスシよ!」
(来ました出ましたやっぱり寿司ですか・・・)
ここはのんびりバンジーを目指すか。
ここで寿司を作って、バンジー試験を受けなくてすむ
様にするか。
と、言うか、スシの合格者が出たらバンジー試験は無
く無くなってしまわないのだろう?
無くなってからでは遅いのだ。
しかし、ここは駄目もとでスシを出し、バンジーに参
加する確率が高いのだから心配無用だ。
「魚ァ!お前ここは森ん中だぜ!?」
「声がでかい!」
レオリオの叫び声にビックリして顔を上げれば、会場
中の受験生が物凄い形相で、達の脇を通っ
走り抜けて行く。
風圧で髪はぐちゃぐちゃだっ!
考えている内に説明は終了、こんな所まで話は進んで
いたのだ。
「取りあえず、リドル行こう!!!」
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川まで来たは良い物の、こんな魚食べたくないしさば
けない。
「どれかマシなのは・・・」
どれもマシじゃない。
「ねぇ、。」
「何?」
川を見たまま答える。
「呼び出し呪文使えばよかったのに」
「何で教えてくれなかったの!!?」
バッと髪の毛を乱して振り返る。
ここまで来る間、またグレートスタンプに襲われたの
だ、一体何の苦労だったのか!
「聞かなかったし、ここのじゃなきゃ駄目なんじゃな
いの?」
(くそぉ〜惚けちゃって!!!!!!!)
「そんなん言われてないよ!・・・多分」
その場で思いっきり地団駄を踏む。
駄々っ子だって言われても関係ない。
「もう!急いで戻らなきゃ!!」
戻ると、既に沢山の受験生が、不気味な魚と格闘もと
い料理を行っていた。
此処に着く前に呼び出したマグロの切り身を空いてい
る作業台に用意する。
お刺身で食べちゃいたいのを我慢しつつ、マグロを切
り分けていく。
「食べちゃえば?」
リドルのからかいに、持ってるシャモジを投げつけて
応戦しながら、酢を混ぜたご飯と握って、さっさとお
皿に盛り付けると。
「来ちゃ駄目!!」
シャモジの先を突きつけて念を押し、蓋を被せ、出来
上がったばかりスシもどきをメンチのもとへと運んで
いった。
