混合夢03
〜出会い2〜
「ふぁぁぁぁ〜〜〜〜」
あれからずいぶん寝ていたようで、さっきよりもかなり人が増えている。
「あっキルアだ」
ちょうどキルアかトンパに絡まれているのを発見しただが。
今声をかけるとトンパが又絡んでくるだろうことは分かりきっているのだし、
ここはトンパが去ったら話しかける事にした。
今はちょうどもらったジュースをがぶ飲みしているところだ。
それをしたり顔で見ていたトンパは「またな」と言って人ごみにまぎれていき、
まさにいまがチャンス。
「はじめまして!!私って言うの」
キルアは始め少し目を見開いたが、何も無かったようにニンマリと笑んだ。
「オレはキルア。オネーサンすごいね、全然気配が無かったよ」
多分邪魔除けをかけていたからだろう。
「そう?でも、体力は全然ないしヨワヨワだよ」
「ふ〜ん?」
キルアは不思議そうにを眺めていたが、やがて飽きたようでの服装に興
味を示した。
「ねえ、この格好って何か意味でも有るの?」
瞳がキラキラとしてかなりカワイイ。
「これ?そのうち分かると思うよ」
「え〜今教えてよ」
はキルアの瞳キラキラ光線に耐えた。
「ん〜。制服なんだよ」
「なんの?」
が、キラキラは強かった。
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「はぁ?!そんなの今時いるわけないじゃんか!」
キルアはまるで哀れな人でも見るかのような視線を
に向けてきた。
「なっ・・・・」
かなりショックだったが何とか持ち直しは
ニッコリと笑う。
「なっなんだよ・・・」
「じゃあ、キルア君。証拠見てみる??」
ばれない方がいいのに、はキルアに子供らし
い驚きを!!!!と言う使命にに意識が99パーセン
ト傾いていた。
「これ、見てて」
懐の杖をこっそり振ると、呪文を口にする。
「ウィンガ−ディアムレビオーサ」
「なっ!!!!!!」
呪文が終わるソノ瞬間、キルアの体が30cm程ちゅ
うへと浮き上がった。
「ねっ」
悪戯が成功した子供の顔でニッと笑ったに、
キルアはさっきまでの驚きの顔をムッとした様な顔に
変えて、ソノ後すぐに何を思ったかキラキラと瞳を輝
かせる。
「なぁ!じゃあオネーサン箒で空とべんの?!」
「もちろんよ!!!!」
は胸を反りかえさせて思いっきりうなずく。
「あっ・・・・・・・・・・・・・」
気づいたときは時遅し。
「じゃあ!オレの事乗せて!!!!!」
「うっ・・・・・・・・・・」
((馬鹿。。。。。。。))
((リッリドル〜〜〜〜〜〜馬鹿は無いでしょ!))
「なぁ!!!!!」
(こんなにすぐ信じるなんてやっぱり子供ね・・・・・・って
こんな事言ってる間に・・・・・)
「なぁ!やっぱ無理なの?」
ニヤ
「ん?」
(今の笑い・・・・・・)
「信じてないんでしょっ!!!!!!!」
は目を吊り上げてキルアを見つめる。
「半々かな?兄貴達みたいのもいるし、居そうなきも
するけど魔法って御伽話だろ?だから、本当なら乗せ
てもらうし、うそなら困らしてやるって思っただけ」
キルアはニッコリショタコンにはたまらん笑顔を
にむけた。
「じゃ、飛べたら?」
はムキになってキルアに詰め寄っていく。
「そしたら信じてもいいかな?」
「じゃ。2次試験の途中で人に見られないように乗せ
てもいいよ。特にヒソカとギダラクルに見られないよ
うに」
「?別にににけど、オネーサンがその時まで残ってたらね」
は不適に笑うとビシッと指を突きつけた。
((おいおい指差しはだめだろ))
「あたりまえよ!ついでに私はよ!オネーサン
じゃないわ!」
「ふ〜ん。まっガンバってね・・・・」
「当たり前」
((単純・・・・))
リドルは一人ため息をついた。