混合夢15

〜五次試験開始〜










あれから三日後



も、試験を受けているメンバーと一緒に最終
試験会場のホテルに来ていた。



ダンブルドアが去った其の後、ネテロはこのまま試験を
受ける事をに許してくれ、激励と共に面接室
から達を送り出してくれた。


リドルは、ダンブルドアに泣きついて、其の上抱きつこ
うとした事に腹を立てているらしく、がその
事に気づくまでずっと剥れていたし、訳を話してご機嫌
が治った後も何故かベタベタとやたら嫌味に絡んできた。


三日たった今日は、なんとか機嫌も全快したらしく、普
通に部屋を出ることが出来たのだった。




大きな広間の様な所に着くと、布の被ったボードの前に
みんなで集まっている。

もちろん達も其処に集まって待つ。

全員が集まるとネテロが口を開いた。


「最終試験は、1対1のトーナメント形式で行う」

ネテロの手が布に掛かるのを見つめ、もゴク
リと息を呑んだ。


「其の組み合わせは……こうじゃ!!」






ほぼ原作通り。


そのトーナメント票のはしっこにの番号が追
加されていた。


対戦相手は191か403の勝った方。



つまり、最弱認定されているみたいだ。


確かに、は殆んどリドルの手を借り、途中は
イルミの手を借りていたし、みんなの印象で見ても、強
い所など見せていないのだから妥当かもしれない。



「ふぅ……」


しかし、これで試合せずにハンターの資格が手に入ると
言うわけだ。



「それでは、最終試験を開始する!」






考えている間に、試験は開始の合図にて始まる所になっ
ていた。

途中の説明は大まかにしか聞いていないが、様はまいっ
たと言わせたら勝ち。

それだけだ。


しかし、これが難しいのだが……。

ゴン対ハンゾーの戦いを見れば良くわかる事だ。



この試合、あまり良い物では無いが、見ない訳には行か
ないのだ。





「ハンゾー対ゴン!」


立会人の合図によって試合の開始を告げる言葉が放たれた。


はゴクリと唾を飲み込むと、リドルのローブ
の裾を握り締めた。









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