気まぐれ旅行記04
ここは日本某所ホテルである。
あの後、飛行場も何もかもとめられる事無くたどり着
いた日本。
正直、どんな手を使ったのか気になる。
教えてくれなかったけれど・・・。
それよりも気になるのが、何で突然現れたに
対してナチュラルに接しているのかと言う事だった。
聞くのは怖い気がしたが、は思い切って聞い
て見る事にした。
それに対しての答えは・・・・・・・・。
「確かに怪しい所は有りましたが・・・あの場所は私と
ワタリしか入れない様にしてありましたし。まぁ害は無
さそうなので。それに貴方の言う事が本当なら貴方に行
く所は無いはず、そしてそう考えれば状況から考えて、
信じて連れて来ようと考えたんです」
「・・・・ありがとう」
「ありがとうL」
何だか良くわからないけれど信じてくれたのは確かな
のだ。
自然と笑みが顔に浮かぶ。
「そうですね、お礼にもっと詳しく状況の説明など
してくれると嬉しいです」
いつの間にか用意されたチョコートを摘みながらLが
首を傾げた。
もうお礼じゃなくても答えたくなる程の可愛らしさだ。
「もちろん良いですよ!」
は満面の笑顔で頷いた。
+++
日本についたのは昨日、今日はLとワタリさんは仕事
で朝早くから出かけてしまったので1人で留
守番をする事になった。
本の話は抜きにして本当の事を話すと、Lは小難しい
理論やら何やらがどうとかで空間が・・・・・
何て話していたけどにはさっぱりだった。
でも最後の安心して下さいの言葉と此処に居て良いと
の言葉は本当に嬉しかった。
一夜明け、2人も出かけ、ホテルでぼーっと外を眺め
ている。
キラキラとした粒。
夜に見たら凄く綺麗な景色だと思う。
と言っても外の景色は豆粒で、ずっと見ていると飽き
てくる。
「そう言えば・・・・此処の世界での時間っていった
い漫画のいつ頃なんだろう・・・・・・・」
気になったは、テレビへと駆け寄って行った。
結局Lが帰って来るまで此処の時代がいつなのかは
分からなかったけど、以外にも此処のテレビが面白い
と言う事はわかった。
